FC2ブログ

まきのはらでんりゅうせん

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

データ・デポシステム

線路には数多くの機材が設置されていますが、その中でも今回は特にマイナーなテーマを取りあげてみます。

データ・デポシステム、略称D.Dシステムとは、枕木上(設置位置は事業者によって異なる)に設置されたD.D地上子と、保線車両に設置されたD.D車上子の間で非接触の通信を行い、キロ程の補正や保線機械の作業支援を行えるものです。

以前はキロ程検知にATS地上子を使用してたようですが、これらはATS非設置路線では保線用途のみにも関わらず地上子を設置しなければいけない事や(山手線のATS-S地上子や浅草線の変周式地上子の事か?)、地上子設置位置の変更によるデータの修正等不都合な事が多かったため、このシステムが開発されたようです。

都営地下鉄の保線の方によると、D.D地上子に記録されたデータを「デポ」と呼び、保線車両がその地上子を踏む事でキロ程の補正(車両側のズレか地上側の設置位置のズレかは不明)を行っているとのこと。

また、振り子車両への応用も検討されていたようですが、2012年現在、D.D車上子を設置した振り子車は存在しないようです。

解説はこの辺にして画像を。

P1620060.jpg
D.D車上子。E491系“East-i E”に搭載されているモノ。JR線では地上子を枕木端に設置しているようで、この車上子も車両側面下部に設置されています。

P1290363.jpg
こちらは都営地下鉄の電気検測車に搭載されているD.D車上子(トリミング済)。この検測車は3種類ある都営地下鉄線の軌間全てに対応できるよう軌間可変式となっていますが、設置位置が線区ごとに異なるD.D地上子に対応するため、D.D車上子も3箇所に設置されています。

P1610397.jpg
D.D地上子。こちらは京成本線に設置されているDD-1型で、50km/h以下での走行においての読み取りが保障されている旧型タイプです。現在は製造を終了しています。

P1610136.jpg
同じくD.D地上子。こちらは小田急小田原線に設置されているDD-3型。130km/hまでの読み取りに対応している高速タイプで、小田急電鉄の保有するクヤ31形“テクノインスペクター”にD.D車上子が設置されている事から、同車を使用した検測で使用されているものと思われます。

P1610224.jpg
DD-3型ではスペーサーを取り付ける事で設置位置の嵩上げを行う事ができます。これは京王線に設置されているDD-3型地上子。

地上子の設置位置については、京成、京王、小田急、東京メトロ等は枕木端、京急、東急等は軌道中心に設置と、各社によって配置が異なります。

P1580309.jpg
軌道中心に設置されているのが京急線に設置されている(いた?)DD-1型地上子。梅屋敷~蒲田間にて撮影。高架化された新線にはDD-3型が設置。

いかんせん情報が少なくて調べる事も覚束ないのですが、引き続き調査していきたいと思います。

ちなみに、我らが北総線や成田スカイアクセス線には設置されていない様子。残念。東松戸駅にて確認しました。もっと根気よく観察しないと。
スポンサーサイト
  1. 2012/11/25(日) 00:35:23|
  2. 鉄道-保安装置・地上子
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<JR東日本の踏切バックアップ装置地上子 | ホーム | 土浦基地開設60周年記念行事>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://nsaccess.blog.fc2.com/tb.php/52-4aeafd8b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

てう

Author:てう
Twitter→@hks_nishiteu

~( ゜-゜)~

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

鉄道-北総線/京成線 (28)
鉄道-保安装置・地上子 (17)
鉄道-その他 (9)
航空・軍事 (6)
その他 (7)

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。